時間・講義室
金曜5時限・TK212(浅野ゼミ室)での対面授業
おことわり
「画像・視覚感性工学」は,一昨年度までの「マセマティカル・モルフォロジ」を科目名変更し,昨年度から新しい内容で行っているものです。下のスケジュールは,講義の進行とともに今後変更されることがあるので,承知しておいてください。
シラバス等
- シラバス(関西大学シラバス検索より)
- 関大LMS
スケジュール
- 9月22日 第1回
- イントロダクション
参考資料
第1部・画像工学
- 9月29日 第2回
- 空間周波数とフーリエ変換
参考資料
- 学部講義「画像情報処理」(2023年度秋学期)
- 学部講義「解析応用(2013年度秋学期)第3回「フーリエ級数の収束性」
- 数学者ディリクレについて(Wikipedia)
- 10月6日 第3回
- 画像データ圧縮
- 10月13日 第4回
- マセマティカル・モルフォロジ
参考資料
- 浅野晃,"マセマティカルモルフォロジーの思想",Fundamentals Review, 4, 2, 113-122 (2010).
- 学部講義「画像情報処理」(2016年度秋学期,マセマティカル・モルフォロジを含む旧構成)
- G. Matheron and J. Serra, The birth of mathematical morphology (1998).(Simple Morphological Image Library)
- 浅野他,非線形画像・信号処理 モルフォロジの基礎と応用,丸善 (2010).
第2部・感性科学
- 10月20日 第5回
- 感性の測定と官能評価
参考資料
- 上條正義,感性を活かしたモノづくり技術:感性工学,夢ナビトーク
- 長町三生,感性工学とは,繊維学会誌,50, 8, pp. 468-472 (1994).
- 市原茂,セマンティック・ディファレンシャル法(SD法)の可能性と今後の課題,人間工学,45, 5, pp. 263-269 (2009).
- SD法・リッカート尺度(UX TIMES)
- SD法のやり方(Freeasy)
- SD法による評価実験(大森宏,住宅庭園の景観が与える印象-多変量・多次元解析-実践生物統計学(朝倉書店))
- 10月27日 第6回
- 分析手法(1) ー 検定
参考資料
- V. Amrhein, S. Greenland, and B. McShane, Scientists rise up against statistical significance, Nature 567, 305-307 (2019).
- 「“統計的に有意差なし”もうやめませんか」 Natureに科学者800人超が署名して投稿,ITmedia News, 2019.3.26 (上記記事の日本語解説)
- 学部講義(広島大学)「情報統計学」(2010年度後期)第12回「検定と検出力」
- 11月3日
- 祝日のため休み
- 11月10日 第7回
- 分析手法(2) ー クラスター分析
参考資料
- 神嶌敏弘,クラスタリング(クラスター分析)
- にとよん,K-means 法を D3.js でビジュアライズしてみた (2013).
- @deaikei,k-meansの最適なクラスター数を調べる方法 (2016).
- TJO,RでK-meansの最適なクラスタ数をAIC / BICに基づいて求める (2021).
- 11月17日 第8回
- 分析手法(3) ー 因子分析
第3部・視覚科学,色彩学
- 11月24日 第9回
- 人の視覚の特徴
参考資料
- イリュージョンフォーラム (NTTによる,錯視・錯聴に関するサイト)
- V. A. ビロック,B. H. ツォウ,「ありえない色」を見る,日経サイエンス (2010).
- 第三の光受容細胞,natureダイジェスト (2011).
- 勝浦,李,視覚機能に及ぼす内因性光感受性網膜神経節細胞の 働きに関する最近の研究動向,日本生理人類学会誌,Vol. 26, No. 4, 87-95 (2021).
- 田中他,光感受性網膜神経節細胞の蛍光感知覚への影響,日本色彩学会誌,第41巻3号 3A-3 (2017).
- 倉田他,ipRGC 刺激量と照明への色順応・色恒常性に関する一考察,日本色彩学会誌,第44巻3号 CP-10 (2020).
- 12月1日
- 出張のため休講
- 12月8日 第10回
- 顕色系カラーシステム
参考資料
- マンセル表色系とは(DICカラーデザイン株式会社)
- JIS標準色票(日本色彩研究所)
- 日本色研事業株式会社 (PCCSについて)
- 空洞放射(物理のかぎしっぽ)
- Verilux(高輝度照明)
- 色の恒常性5(青黒/白金ドレスについて,北岡明佳の錯視のページより「色恒常性」)
- 12月15日 第11回
- 混色系カラーシステム
参考資料
- CIE1931 color space(Wikipedia)
- 色色雑学(コニカミノルタ)
- L*a*b*色空間,L*C*h色空間 / 新しい色差式(CIE DE2000)について(コニカミノルタ)
- bauhaus_werkblatt #1: Farbkreisel(Bauhaus - Werkbla¨tter(バウハウス資料館))
- 色彩独楽について(上記の日本語解説)
- 回転混色のデモ(浅野作成)
外部講師による特別講義
- 12月22日 第12回
- 外部講師による特別講義
- 「ビッグデータとAIが織りなす社会変化~現代の産業革命~」
坂東 幸浩 博士(NTT コンピューター&データサイエンス研究所)
【講義概要】 - 「ビッグデータとAIが織りなす社会変化~現代の産業革命~」
- 12月29日,1月5日
- 冬休み
第3部・視覚科学,色彩学
- 1月12日 第13回
- 色彩に関する話題
参考資料
- 青色あれこれ(綺陽装束研究所)
- 佐竹昭広,萬葉集抜書,岩波書店 (1980)
- 和色大辞典
- 色覚の多様性と色覚バリアフリーなプレゼンテーション(細胞工学)
- 川端裕人,「色のふしぎ」と不思議な社会 2020年代の「色覚」原論,筑摩書房 (2020).
- 「ライト・トーナス値」について
第4部・視覚感性工学の研究
- 1月19日 第14, 15回
- 研究の紹介
参考資料
- M. A. Cohen, T. L. Botch, and C. E. Robertson, The limits of color awareness during active, real-world vision, PNAS 117, 24, 13821-13827 (2020).
- 能動的,実世界視覚中の色認識の限界(上記論文の抄録)
- A. Asano, M. Nakamura, and C. Muraki Asano, Differences in color recognition and color names by Chinese characters between China and Japan, Asia Color Association 2022 Conference (ACA2022), 92-95 (2022. 10). [online proc.]
- M. V. Simkin, V. P. Roychowdhury, Read before you cite!, Complex Syst. 14, 269-274 (2003).