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春は,最近では花粉症のシーズンとなってしまっているものの,やはり日差しが明るくなり気持ちのいい季節です.ここでは,さまざまな場所で撮影した春の風景をご紹介します. ※写真をクリックすると別ウィンドウで拡大します. 天満川の堤防「風速60.2メートル」のページでご紹介したように,2004年10月の台風で,家の前を流れる天満川があふれそうになりました.その後,冬の間に,堤防のかさ上げ工事が行なわれました. そして,4月はじめに,上の写真のような堤防と遊歩道が完成しました.写真の中心にある,川へ降りる階段(雁木)を,工事前の写真(下,左が満潮・右が干潮,「広島の川 − 潮の干満と原爆忌の灯籠流し」より)と比べていただくと,どのくらい高くなったかがわかります.
4月28日には,新しい堤防の完成記念式典が開かれ,上の写真のような,おもしろい彫刻が置かれました.道路を挟んだ歩道側から夜に見ると,ちょっと不気味でもあります.彫刻はベンチに座っている形になっているので,たまに本物の人間が並んで座っていることもあります. 堤防上の遊歩道には,他にもベンチがいくつか置かれており,夜も照明されていますので,つねに誰かが散歩したり腰かけたりしており,和やかな雰囲気になりました. 広島の桜2005年4月9日土曜日の広島は大変暖かくなり,桜が満開になりました. 平和公園の元安川沿いの桜には,たくさんの花見客が集まっていました.下の原爆忌の灯籠流しの写真(2004年8月)でいうと,手前側の川岸になります.
家のそばの公園の桜も,きれいに咲きました. 桜の花を写してみました. ところで,この公園には,広島市の海岸近くにある江波山に1本だけしかない桜「ヒロシマエバヤマザクラ」から分けた木が植えてあります.右の写真は,説明のプレートです. ヒロシマエバヤマザクラの花を写してみました. パリの桜4月18日から20日まで,"International Symposium on Mathematical Morphology: 40 years on"国際会議で講演するためパリに行ってきました.この写真は,会場の国立パリ高等鉱山学校に隣接するリュクサンブール庭園にある,八重桜と梨の木です. それぞれの花の写真です. ヨーロッパへの道中パリへ向かう飛行機は,シベリアやフィンランドの上空を通ります.この写真は,パリまでの行程の真ん中あたりの,シベリア上空で飛行機から写したものです.シベリア上空では,冬はずっと真っ暗で,夏は無数の沼と蛇行する川が見られますが,この時期はこのように凍りついた川と大地が延々と続きます. フィンランドの湖です.氷が融け始め,割れ目ができています. フィンランドとスウェーデンの間にある,オーランド諸島のようすです.海氷が溶けていっています. 広島大学総合科学部のつつじ広島大学総合科学部の玄関前には,つつじがたくさん植えられており,桜の後はこちらが満開になります.この写真は,2005年5月11日に撮影しました.左の写真が総合科学部の玄関,右の写真は玄関の側から向かい側の体育館のほうを見たものです. 花の写真です.※「広島大学総合科学部のつつじ」の写真は,ニコンのデジタルカメラCOOLPIX5700で撮影しました. 参考リンク
[1] 広島江波山ザクラ(広島県の大樹). (2005年4月掲載) |