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2008年11月30日,「0系新幹線電車」が定期運転を終了しました.1964年の新幹線開業のときから使われてきた形式で,当時は「夢の超特急」とよばれた列車です. 11月30日の0系最終列車が広島駅を去るところを,広島市の自宅近くの台屋鼻(だいおくのはな,京橋川・猿猴川分岐点[地図])から写したものです.(写真をクリックしてみてください.) 私は,新幹線と同じ1964年生まれです.同い年の0系が引退するというのを聞いて,自分もいよいよ「古い人間」になったのだな,と感じています.今回は,かつて新幹線通勤していたころにもお世話になった,0系電車についての写真です. ※上の写真はオリンパスC-5050で,それ以外はパナソニック Lumix FX500で撮影しました. 最後に残った18両の0系電車は,しばらくグレーに塗装されていましたが,引退を前に,オリジナルのアイボリーと青に塗り直されました. 新幹線といえば,やはり,この色,この形です. 本来16両編成だった列車は,短い6両編成になっていました.しかし,この列車のデッキには,16両編成だったころの「雄姿」が飾られていました.拡大写真のとおり,「16号車」が写っています. 新幹線といえば,私は,この言葉がとても気に入っています.このプレートは,1964年10月1日に東海道新幹線の1番列車が出発した,東京駅19番線への上り口に掲示されています. さようなら,夢の超特急.新幹線こそ,真に誇るべき「日本の歴史」です. 参考リンク私の写真日記「Plötzlich aber unmerklich langsamer」に,0系電車引退に関する写真がいくつかあります. また,以前書いていたエッセイ「座観雑感」の,以下の記事もごらんいただければ幸いです(写真もあります).
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