教養ゼミ2002(総合科学部・浅野担当)
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4月22日 発表者:浅野 晃
戦国時代にタイムスリップしたとして,生き延び方を考えよう
- 背景の説明
- 戦国時代は,戦乱の時代であったということの他に,商業が発達した時代ということができる.この背景には,農業生産力の向上にともない,「耕さなくても食べていける人間」が増えたことがある.
1.コンピュータのない世界では,情報系の人間は生き残れないか?
- 「合理的な考え方」を生かせば,生きてゆけるのではないか?
- 「戦略眼」は,当時の方が上かもしれない.
- 現代人は「人権」の考え方を持ち込める可能性がある.
→人権を重んじる考え方は,兵士の士気を高め,有効に利用できるのではないか?
2.当時の環境に適応できるだろうか?
- 害虫や水が心配である.(ウイルスは戦国時代どころかつい最近まで対応できなかった)
- マッチを持ってゆくとよいのでは?→オイルライターがいい!当時でも燃料を補給できる.
3.農業で暮したい.
- おばあさんの養子になろう.(どうやって?)
- 土地の状態の把握や肥料の利用,動物の利用がむずかしそうだ.
- (浅野の提案)当時まだ発明されていなかった清酒を売り出して儲けよう!
- この時代には,まだ千歯扱は現れていなかった←製鉄技術の発達が必要.
- 発表者の感想
- 他にも「千利休によるバブル経済の始まり」「麻酔技術を持っている医者はいけるのでは?」「各地で法律が整ってきた時代だから法律家は重宝される?」「木造建築技術は当時の方が上?」「そもそも,言葉が通じるか?」「化学繊維がないのはどういう影響が?」など,いろいろなことを考えてきたのですが,けっこう議論が出て,上の3つの題材だけでおもしろい議論になりました.オイルライターが重要アイテムであるとわかったのは収穫でした.でも,オリキャンでわかったと思いますが,食事ひとつつくるのでも,電気やガスがなければ大変ですね.
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