6月24日 発表者:村上 愛
今、日本と外国との関係がなくなったら!?
- 設定
- 工業は今と同じように行えるが、食物は入ってこない。
- 外国にいる日本人、日本にいる外国人は、自分の国に戻される。
予想と反応
- 米以外のものがなくなって、米が売れ出す。すると、農業が注目され、農業をする人が増える。失業者たちは農業を始め、もうかる。
- 需要と供給のバランスがくずれ、労働者の賃金が下がるのではないか。作物の値段は安定していき、日本は農業中心国になり、結果、農業が一番もうかるのではないか。
- 家庭菜園をする人が多くなるだろう。(日本で育ちやすいもの)
- 日本食が中心になり、健康な人が増えるだろう。
- また、外国との関係がなくなると、外国の言葉を話す.必要がないと思う人が増えて、外国語を学ばなくなる。その結果、通訳や翻訳、外国語の先生などの仕事がなくなる。
- 外国との条約、基地の問題などが解決するのではないか。(これに関して、今ある米軍基地はどうなるかという質問には、基地をなくそうという案をだすと、小泉さんを暗殺しようという人がでてくるのではないかという意見もありました。)
- 外国の映画などに感動した人が外国を見習い、芸術を発展させていくのではないか。(だから,外国との関係がなくなると芸術が衰退するだろう,ということ?)→鎖国中の日本で独特の文化が発展したように、外国の影響を受けなくなったこの日本でも、同じ様に日本独自の文化が発達していくだろう。
- 日本と諸外国の科学技術に差がでるだろう。
- 外国の服が入ってこないので、ファッションにうるさい人は表にでなくなるかも?
- 貧しい国への援助がなくなり、発展途上国の人々は困るのではないか。
- 外国に惹かれて、無理矢理外国に行こうとする人がでてくるのではないか。
- 自国のことだけを考えていると、外国からの非難も多くなるのではないか。
- 外務省がなくなるだろう。
- 外国のことを一般市民に知らせないために、徹底した報道の規制が行われるだろう。(実際に、鎖国中の日本も入ってきた外国の情報を人々には知らせていません)
参考文献
- 日米貿易摩擦と食糧問題 関下 稔 同文舘
- 貿易論を学ぶ 吉信 粛 有斐閣選書
浅野の感想
- 日本は,江戸時代に「鎖国」によって,この状態を経験しています.なぜ鎖国をする必要があったか・なぜ鎖国を維持できたか,また,なぜ開国をする必要があったか・なぜ開国しても植民地化されず日本が持ちこたえたか,については,いろいろな分析が出ていますから,いろいろ読んで考えてみるとおもしろいです.