教養ゼミ2002(総合科学部・浅野担当)
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7月8日 発表者:中島 いずみ
もしも光条件が今と違っていたら

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現代、我々は電気の発達など人工的環境のなかで昼と夜とを無視しがちである。そこで今回、電気の光にたよって夜間も明るくするということを考えずに、今よりも昼が短く夜が長くなり、そして昼間の光ももっと弱くなったとすれば、人間の生活はどうなっているかを考えてみたいと思う。
予想 
その他,みんなの意見 

参考文献 

浅野の感想

 日本は「日の本の国」と自称するほど,太陽の光に恵まれた国です.強すぎもせず,弱すぎもしない適度な太陽の光が,日本の自然を形作っています.
 一方,北欧などの高緯度地方は,今回の仮定ほどではなくても,確かに日差しは弱く,冬は暗い日が続きます.フィンランドにいたとき,冬を前にしてフィンランド人が私に「冬つらいのは,寒さではない.暗さだ」と言っていたのを思い出します.極限の地に住む彼らの社会の基盤にある「助け合い」や「優しさ」は,もしかしたらその暗さとつらさに理由があるのかもしれません.