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感性情報科学
への誘い
2004
行動科学
2004年度前期
総合科学部専門教育
[7月9日]

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プリント

当日配ったプリント

参考講義録

小テストについて

 みなさんの「感性とは何か」「『感性を測る』とはどういうことか」についての考えを読ませてもらいました.

 まず,「感性」を「感じる能力」と考え,「感性を測る」ことを「能力の高さ・優劣を測る」ことととらえている答案がいくつかありました.確かにそういう見方もありますが,感性工学では,感性は「人の感じ方」を表すもので,優劣をつけるものではないと考えています.

 また,「感性は人によって違うのだから,測ることはできない」という答案もいくつかありました.感性をとらえるのに統計学を用いる,現在の感性工学の手法は,感性が人によって違うこと,つまり「ばらばらであること」を前提にしています.人によって「ばらばらであること」を認めた上で,人々に共通する感性があるか,あるならどういうものかを記述するのが統計学なのです.

 みなさんのさまざまな視点からの意見は,いろいろと参考になりました.ありがとうございました.感性工学・感性情報科学についてさらに興味のある人は,気軽に研究室にきてください.

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